清水屋は前回紹介したねっこcafeのはす向かいにある自家焙煎珈琲店。
焙煎豆の販売と、喫茶スペースがあります。
豆は世界各地の物を10種類以上揃えていて、それぞれの風味を楽しめます。
また個々の豆の特徴に合わせて焙煎をしているとのことで、ブレンドでの販売はあえてせずにストレートのみの取り扱いです。
もともと、東上線沿線の朝霞あったお店が江古田に移転してきたのが2014年の3月。ポルトの開店と同時期です。
この時期に江古田に開店したお店は本当に多くて、10件ほどあるんじゃないでしょうか?
それまで江古田に縁はなかったとのことですが、近くに住んでる友人に勧められて初めて来てここに落ち着くことになったそうです。
店内の喫茶スペースでは、珈琲を注文すると一杯一杯目の前でハンドドリップしてもらえます。
ハンドドリップだけを取っても珈琲の淹れ方はいろいろあって、今まで働いてきた喫茶店でも同じ淹れ方をしている所は一つもありませんでした。
もちろんポルトの淹れ方とも違います。
この辺りはやっぱり「どういう珈琲が好きか」という所から始まると思います。
珈琲に携わっている人はそれぞれにこだわりというか、考えが明確にあることが多い気がします。
一つの素材に対してずっと向き合っているからかもしれませんが、そういう話を聞くだけでもとても面白いと思います。
店内では不定期で珈琲淹れ方教室を開催していますが、日常的に清水屋の豆を使用している方向けのものとのこと。
この辺りも店主の珈琲に対する考え方が垣間見える所じゃないでしょうか?
来月(5月)の教室は定員に達したとのこと。
どういう話をしているか個人的にも気になります笑。
今回はエメラルドマウンテンを購入。
淹れ方による違いがあるので一概には言えませんが(こう言ってしまうと珈琲の味てどうなるんだろう…笑)、コクがあってしっかりとしている印象を持ちました。
メニューリストの上部に書かれてある通りに嫌な雑味がなく飲みやすい珈琲だと思います。
世界中いろいろな国からここに届いた珈琲豆をそれぞれの持つ味を最大限引き出す焙煎の仕方で煎りあげてます。
目の前で一杯のカップに抽出されるのを待つ間、珈琲について言葉を交わすのも贅沢な時間ではないでしょうか?