パナマ[panama]は中米と南米の境にある共和制国家
太平洋と大西洋をつなぐ「パナマ運河」があり、南北アメリカの境界という地理的な重要性から様々な国からの植民地支配を受けた歴史があります
国名は「魚が豊富」という意味のインディオの言葉が由来で漢字では「巴奈馬」と書きます
レリダ農園は1924年に開かれた歴史のあるコーヒー農園。
ノルウェー人によって開拓されましたが、今はパナマ人の実業家がオーナーになっているそうです。
1800mの高地で作られるコーヒーは昔から高い評価を受けていて、2001年にはパナマ国内におけるコンテストで優勝しベストオブパナマという称号を得ています。
また、農園周辺の自然の保護や農園を訪れる人が滞在できるホテルを作るなど、コーヒーの生産だけではない様々な努力をしています。
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主要栽培品種はカトゥーラ。
これはブルボン種(2月のコーヒー参照)の突然変異種。
実の大きさや量は変わらずに実がつく間隔が近いため、結果として樹木の大きさが小さくなり、収穫がしやすい品種。
発見されたブラジルの気候風土には合わず採用されなかったが、中南米では主要品種のひとつと言われる。
やや小粒ながら病虫害に強く、豊かな酸味があるとされます。
口当たりがとても良くて、甘さとともにほのかな苦味が感じられます。
特徴的なコーヒーというよりはバランスがちょうどいいマイルドな一杯。